京の振袖屋とは

About Kyo Yuzen

京手描き友禅の魅力

京友禅=手描きではありません

「京の振袖屋」では、希少品となりつつある
手描きの振袖を取り扱っております。

会社概要

京友禅とは

京友禅とは一般的に、京都地域で手描友禅や型友禅で制作された 友禅柄の着物のことですが、今では京友禅染の技法を駆使した 和装品全般を指します。

型紙と色糊を用いて染める
「型友禅」とは違います。

着物においての京友禅には、シルクスクリーンで作った型紙と色糊を 用いて染める友禅技法「型友禅」も含まれており、京友禅=手描では ありません。市場に出回る数量も圧倒的に型友禅の着物が多いのです。

職人たちが、ひと筆ひと筆
心を込めて描いた逸品です。

人間が筆で描いた振袖と、機械が吹き付けて描いた振袖。印刷物、 画像では判りにくいですが、並べればその違いは一目瞭然。 京の振袖屋の振袖は、職人が、一筆一筆気持ちを込めて描いた振袖です。

振袖イメージ
京手描き友禅を創る「染匠」 イメージ
京手描き友禅を創る「染匠」 イメージ

京手描き友禅を創る「染匠」

数多くの工程がすべて分業されている手描京友禅。
その全行程の意匠をプロデュースするのが「染匠」です。

染匠とは

京手描友禅は、工程ごとの専門の技術者(職人)の分担により制作 されますので、意匠考え、色を決めるなど、全工程を統括管理する 役割が不可欠です。その役割が染匠です。 いわば、着物創りのプロデューサーです。

いくつもの工程と技術が
「型友禅」とは違います。

「染匠」がプロデュースする手描京友禅は、型友禅と違い、「糸目」や 「挿し友禅」など、十指をこえる専門加工工程を伝統技法を駆使した 多くの職人が携わり製作されるが京の振袖屋の振袖です。

職人達の熟練の技の共演が
美しい染めや刺繍を生み出します。

下記は、京手描友禅の着物創りにおける主要な工程を、抜粋して 掲載しております。

振袖イメージ
振袖イメージ
  • 下絵

    下絵

    意匠図案にもとづき、白生地に青花波で模様を描きます。

  • ゴム糸目 下あたり

    ゴム糸目 下あたり

    下絵の線に沿っていとめ糊を置いていきます。防染する働きがあります。

  • 地染め

    地染め

    色合わせをした染料を印毛で染めていきます。模様以外の染色をします。

  • 水元

    水元

    余分な染料を良質の水を使って、しっかり綺麗に洗い流します。

  • 挿し友禅

    挿し友禅

    筆、印毛を駆使して絵模様部分に、美しい色を挿していきます。

  • 刺繍

    刺繍

    絹糸・金糸・銀糸を使った刺繍技法で模様に気品と華やかさを加えます。